大江戸温泉物語プレミアム城崎
城崎温泉といえば、柳並木のそぞろ歩きに七つの外湯めぐり。あの風情ある古い湯の町は、わしも大好きな場所じゃ。 だが今回は、その城崎の入り口に、ちょっとばかり趣きを変えた湯宿があることを教えよう。 その名も「大江戸温泉物語Premiumきのさき」じゃ。
「大江戸温泉物語」といえば、気楽に泊まれる宿として有名じゃが、ここは新しく打ち出された“プレミアム”シリーズのひとつ。これまでの気軽さはそのままに、「もう少し静かに、質の良いくつろぎを楽しみたい」という、わしらのような大人に向けた特別な宿になっとるんじゃよ。
この「プレミアム」たる所以(ゆえん)、一番の目玉は何と言っても「プレミアムラウンジ」じゃな。 到着した時、湯上がり、夕食後、そして寝る前……好きな時間に利用できるこの空間には、暖炉を囲むゆったりとしたソファがあり、なんとドリンクが無料で振る舞われておる。 生ビールに地元の地酒、コーヒー、さらにはアイスキャンディーまで! 湯の余韻に浸りながら、冷えたビールをぐいっとやる。……たまらん贅沢じゃろ?
さて、肝心の湯の話もしよう。 館内の大浴場は、城崎の名湯をそのまま引いた、由緒正しいカルシウム・ナトリウム塩化物泉じゃ。 古くから「湯治の湯」として親しまれ、関節痛や神経痛、冷え性に効くとされるこの湯は、刺激が少なく、体を芯からじんわりと温めてくれる。湯冷めしにくいのが特徴でな、わしの体も随分と楽になったわい。 大浴場の「くるひの湯」と「げんぶの湯」は、朝と夜で男女入れ替え制になっとるから、一泊で違う雰囲気を楽しめるのも嬉しいポイントじゃな。
もちろん、ここでの楽しみは館内の湯だけでは終わらんぞ。 宿泊者全員に「外湯めぐりパス」が無料で付いてくるんじゃ。 浴衣に着替えて、カランコロンと下駄の音を響かせながら街へ繰り出し、名物の七つの外湯を巡る――。 「宿の極上湯」と「街の外湯めぐり」、この両方を贅沢に楽しめるのが、この宿の醍醐味というわけじゃ。
そして、腹が減ったらプレミアム版ならではの豪華バイキングよ。 目の前で切り分けられるローストビーフに、季節の地元食材を使った料理の数々。和洋中ずらりと並ぶご馳走を前にすれば、まさに“湯+食の一体体験”。心も腹も満たされて、一日の締めくくりとしては最高じゃな。
自由爺として感じたのは、ここは「その土地の湯と風情を、ストレスなく深く楽しみたい」という人にはうってつけだということ。 ・静かにくつろげるラウンジでの一杯 ・外湯巡りとのセット ・質の高い湯と食 これらが揃った“ちょっと贅沢な温泉旅”が、ここなら叶う。
湯に浸かり、外の風を感じて、また湯に浸かる――。 そんな城崎温泉の魅力を余すところなく味わう拠点として、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがかな?

